有効成分: グルホシネート…18.5%
毒性: 普通物
使用量および適用作物: 製品ラベルの記載を守ってご使用下さい。
●適用作物・害虫及び使用方法
●使用上の注意事項
•使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
•本剤は土壌に落下すると速やかに不活性化し、効果を発現しないので薬液が雑草の茎葉全体に均一にかかるように散布して下さい。また、雑草が大きくなりすぎると効果が低下しますので時期を失しないように散布して下さい。
•散布後6時間以内の降雨は効果を減ずることがありますので、天候をよく見極めてから散布して下さい。
•植物に薬液が付着すると薬害が生じますので、散布液が付近の農作物、樹木の茎葉に飛散しないよう散布して下さい。とくに、野菜類の生育期畦間散布や水田畦畔で使用する場合は作物にかからないように十分注意して散布して下さい。
•芝に散布する場合、生育中の芝には薬害を生じますので使用しないで下さい。また、芝の休眠直後や萌芽期に近くなってからの散布では萌芽抑制などの薬害を生ずることがありますので、芝が完全に休眠している時期に散布して下さい。
•だいずの畦間、株間処理に使用する場合は、噴口はできるだけ低くして、本葉にかからないように散布してください。
•本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
•水源池等に本剤が飛散・流入しないように十分に注意して下さい。
•散布器具、容器等の洗浄水は河川等に流さず、空容器は圃場などに放置せず、環境に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
•適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
•蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
●安全使用上の注意事項
•誤飲などのないように注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師 の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当 を受けて下さい。
•本剤による中毒の治療法としては、動物実験でフェノバルビタール製剤の投与が有効であ ると報告されています。
•本剤は眼に対して刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合 には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
•本剤は皮膚に対して刺激性がありますので皮膚に付着しないよう注意して下さい。付着した 場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
•散布液調製時および散布の際は防護マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣など を着用して下さい。また散布液を吸い込んだり、浴びたりしないように注意し、作業後は手足、 顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼して下さい。
•公園、堤とう等で使用する場合は、散布中および散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布 に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜 等に被害を及ぼさないよう注意を払って下さい。
•使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管して下さい。
•直射日光を避け、なるべく低温な場所に密栓して保管して下さい。
●特長
•速い効果の発現があります。
◦散布後2?5 日で効果が発現するので、効果の確認が早くできます。
•長い抑草効果があります。
◦多年生雑草の地上部を確実に枯殺し、その再生を長期間抑制します。
•広い殺草スペクトラムを有しています。
◦イネ科・広葉をとわず、一年生雑草はもちろん多年生雑草にも優れた除草効果を発揮し ます。とくにスギナに対しては、通常濃度(100~150 倍)で高い効果を示します。
•適用範囲が広い薬剤です。
◦果樹園、野菜畑、水田畦畔、茶園、桑園、花木など広範囲に適用があります。
•後作物への影響がほとんどありません。
◦土壌中で速やかに分解されるので、環境中に蓄積される恐れが少なく、すぐに後作物の は種、定植ができます。
•優れた安全性があります。
◦人畜毒性は普通物、魚毒性はA類(原体)で取り扱いが容易です。