【品種特性】
●極早生品種。飼料用の2条オオムギで、乾草・
ロールベールサイレージに適する
●耐倒伏性が優れ、イタリアンライグラスとの
混播栽培に適する
●晩夏播き年内利用と、秋播き翌春利用が可能
●うどんこ病などに対する抵抗性に優れる
●茎が中空で乾きやすい
【播種期】
●東北南部
・晩夏播き:8月下旬~9月上旬
●一般地
・晩夏播き:
単播 8月下旬~9月中旬
イタリアンとの混播 9月上旬~9月中旬
・秋播き:
単播 10月中旬~11月中旬
イタリアンとの混播 10月中旬~11月上旬
●西南暖地
・晩夏播き:
単播 9月上旬~9月下旬
イタリアンとの混播 9月中旬~9月下旬
・秋播き:
単播 10月下旬~11月下旬
イタリアンとの混播 10月下旬~11月中旬
【播種量】
・晩夏播き:8.0~10.0kg/10a
・秋播き:6.0~8.0kg/10a
・イタリアンライグラスとの混播:
ワセドリ2条3.0~4.0kg +
イタリアンライグラスタチユウカ2.0~3.0kg /10a
※播種後、ロータリー耕で浅く覆土し鎮圧を行う
■ポイント■
・ワセドリ2条は乾きやすいので、乾燥利用や
ロールベール利用に適しています。
・イタリアンライグラスとの混播栽培でメリットが
拡大します。
1.年間収量の増加
2.収穫時の水分を下げサイレージの発酵品質を
改善
3.イタリアンライグラスの倒伏防止
4.イタリアンライグラスの冬枯れ防止
・晩夏播きはタチムシャ、マンモスB、秋播きは
ヤヨイワセをお勧めします。