【品種特性】
●播種適期幅が長く、スーパーハヤテ隼以上に
出穂が早い極早生品種。晩夏播きで播種が
遅れても安定出穂し、多収が得られる
●冬季に青刈り給与ができ、講師や育成牛など
へのビタミンAの補給に好適
●耐倒伏性に優れ、収穫しやすい
●細茎で乾きが早い
●えん麦に派生しやすい冠さび病と葉枯れ病の
抵抗性に優れる
【播種期・収穫期】
●東北および寒高冷地
・春播き:3月下旬~5月上旬 ⇒ 6月上旬~7月上旬収穫
●東北南部
・晩夏播き:8月下旬 ⇒ 11月下旬~12月中旬収穫
●一般地
・晩夏播き、単播:8月下旬~9月中旬 ⇒ 11月下旬~12月下旬収穫
・晩夏播き、イタリアンライグラス混播:
9月上旬~9月中旬 ⇒ 11月下旬~12月下旬収穫
・秋播き:10月中旬~11月上旬 ⇒ 4月下旬~5月上旬収穫
・春播き:3月上旬~4月上旬 ⇒ 5月下旬~6月中旬収穫
●西南暖地
・晩夏播き、単播:9月上旬~9月下旬 ⇒ 11月中旬~12月下旬収穫
・晩夏播き、イタリアンライグラス混播:
9月中旬~9月下旬 ⇒ 11月中旬~12月下旬収穫
・秋播き:11月上旬~11月下旬 ⇒ 4月上旬~4月中旬収穫
・春播き:2月中旬~3月中旬 ⇒ 5月上旬~5月下旬収穫
【播種量】
・晩夏播き:6.0kg~8.0kg/10a
・秋播き:6.0kg/10a
・春播き:8.0kg/10a
・イタリアンライグラスとの混播:
韋駄天3.0kg+イタリアン(タチユウカorマンモスB)3.0~4.0kg/10a
※適期播種が大切です!特に晩夏播きは早すぎても
遅すぎても良い結果は得られません。
※発芽不良の原因で一番多いのが播種後の鎮圧不足
です。特に干ばつ時はしっかり鎮圧しましょう。